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2006年08月25日

そろそろ季節的に奄美ネタはどうなのだ?と
オーナーに言われてしまいましたが、今日もいきます。
と、いうか先日のかぎ針編みで「作る」ものの意味について
少し考えました。
奄美大島で大島紬の制作工程を見せていただける
施設に行ってきたのですが、これがとてもいい経験になりました。
大島紬はある意味「極めて」いるものです。
何人もの人の手で、いくつもの工程をへて
一反を作るのに半年から一年もの時間を要します。
何にしてもそうですが、便利に大量に作って消費する今の社会で
何故この工程をへてまで、こういったものが作られていくのか、
途中で誰かがひとつでも手を抜いてしまえば、大島の紬は成り立ち
ません。
大量に作られるものの中では決して生み出されないものがあります。
大島紬はその美しさであり、使いやすさであるものを
しっかりと受け継いでいるのだと、その工程と
一反の完成品を見て、感じました。
何も知らなければ、大島紬はただ高級な反物という印象
でしかなかったのですが、やはりその背景を知ると
目からウロコが落ちました。
作られたものの完成品を受け取る側の私達ですが
「作られた」事の意味や背景を知ること、伝えることも
やはり大切なのだと思います。
今はまだおいそれと「大島紬が」などと言えない若輩者ですが
いつかあの反物の価値に見合う人間にはなりたいな、と
心を引き締まる経験でした。
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